延暦寺【京都の世界遺産】


延暦寺【京都の世界遺産】

《名称》
延暦寺(えんりゃくじ)
Mt.Hiei-zan Enryaku-ji Temple

《住所》
滋賀県大津市坂本本町4220

《概要》
最澄の開創以来、高野山金剛峯寺とならんで平安仏教の中心であった。天台法華の教えのほか、密教、禅(止観)、念仏も行なわれ仏教の総合大学の様相を呈し、平安時代には皇室や貴族の尊崇を得て大きな力を持った。特に密教による加持祈祷は平安貴族の支持を集め、真言宗の東寺の密教(東密)に対して延暦寺の密教は「台密」と呼ばれ覇を競った。
「延暦寺」とは比叡山の山上から東麓にかけた境内に点在する東塔(とうどう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)など、三塔十六谷の堂塔の総称である。延暦7年(788年)に最澄が一乗止観院という草庵を建てたのが始まりである。開創時の年号をとった延暦寺という寺号が許されるのは、最澄没後の弘仁14年(824年)のことであった。
延暦寺は数々の名僧を輩出し、日本天台宗の基礎を築いた円仁、円珍、融通念仏宗の開祖良忍、浄土宗の開祖法然、浄土真宗の開祖親鸞、臨済宗の開祖栄西、曹洞宗の開祖道元、日蓮宗の開祖日蓮など、新仏教の開祖や、日本仏教史上著名な僧の多くが若い日に比叡山で修行していることから、「日本仏教の母山」とも称されている。比叡山は文学作品にも数多く登場する。1994年に、ユネスコの世界文化遺産に古都京都の文化財として登録されている。
また、「12年籠山行」「千日回峯行」などの厳しい修行が現代まで続けられており、日本仏教の代表的な聖地である。


Enryaku-ji (延暦寺 Enryaku-ji?) is a Tendai monastery located on Mount Hiei in Ōtsu, overlooking Kyoto. It was founded during the early Heian period.[1] The temple complex was established by Saichō (767–822), also known as Dengyō Daishi, who introduced the Tendai sect of Mahayana Buddhism to Japan from China. Enryaku-ji is the headquarters of the Tendai sect and one of the most significant monasteries in Japanese history. The founders of Jōdo shū, Sōtō Zen, and Nichiren Buddhism all spent time at the monastery. Enryaku-ji is also the home of the "marathon monks."(wikipediaより)


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